穴端会議(アナバタカイギ)

大切な事はすべて漫画から教わったオタクです。 小さなこだわりを積み重ねていきます。

「犬の糞をするな」の看板からホラーに思いを馳せる話。

悪いことを、良いことに。なんでも無いことを面白く。

脳内変換することを妄想力と言うのかもしれません。

 

看板、現る

少し前のお話なのですが、いつも通る道に看板が置かれるようになりました。

「犬の糞をするな」と書かれたそれは、特に問題なく街の景観の一部として

受け入れられたような気がしました。

 

しかし数日後、その看板の代わりに別の看板が置かれるようになりました。

「人に迷惑をかけて楽しいですか?犬の糞をさせないで下さい」

……みたいな内容だったかと思います。

看板を無視した迷惑行為が続いたんでしょうね。

言い方は丁寧ですが、刺々しさに目を逸らしてしまいました。

 

勿論、マナーを守らない人が悪いのですが、その前を通るたびに

ちょっとモヤモヤしてしまうなぁと思いました。

他の人にとってもそうなのだとしたら、この場所や看板は

そう言う作用があると言う事になります。

 

妄想がはかどる。

ここからがスピリチュアルやファンタジー的な考えなんですけど、

モヤモヤした感情に実体があるなら、質量があるなら、

人が通るたびにそれが溜まってあの場所の空気はだんだん澱んでいき、

重たくなっていくのかもしれないと思いました。

そうして良からぬものを呼び寄せて、魔の交差点だとか呼ばれるようになる。

もしくは看板自体が誰が仕掛けたまじないで、負の連鎖が始まる。

ホラー漫画の掴みとして使えそうかしら、なんて所まで妄想しちゃいました(笑)

 

SFとか物理学(?)は詳しくないのでお恥ずかしいですが

あえて論拠を上げるならこちら↓のブラックホールや重力の説明が

感覚的に近いかも知れません。国立科学博物館-宇宙の質問箱-宇宙論編

 

そんなこんなで、憂鬱だったその道に違う意味を持たせる事に成功しました。

 脳内変換力、鍛えて損はないと思います。(笑)